111年の歴史の中で、ロータリーは多くの人に多くの意味を持ってきました。会員は、ロータリーを通じて友人と出会い、地域社会とつながり、目的意識を持ち、人びととの絆を育み、キャリアを築き、ほかでは味わえない貴重な経験をしてきました。毎週、世界34,000以上のクラブのロータリアンが、語らい、笑い、アイデアを分かち合うために集います。しかし、私たちが集う一番の理由は、最も大切な目標、すなわち「奉仕」のためです。
ロータリーの初期から、人類への奉仕はロータリーの礎であり、主な存在理由となってきました。今日の世界で意義ある奉仕を行う最善の道はロータリー会員になることであると、私は信じています。また、世界に確かな変化をもたらすために、ロータリーほど優位な立場にある団体はないと考えています。さまざまな分野から熱心で有能な職業人が集まり、壮大な目標を実現できる団体も、ほかにありません。ロータリーには、世界を変える力、ネットワーク、
知識の結集があります。ロータリーに限界があるとしたら、それは私たちが自分自身に設けている限界にすぎません。
現在、ロータリーはとても大事なときを迎えています。今はいろいろな意味で今後を決定づける歴史的な節目です。私たちは力を合わせ、世界に重要な奉仕を行ってきました。そして、今、世界の行く末は、私たちのさらなる奉仕にかかっています。世界でもっと大きな「よいこと」の推進力となるために、固い決意と熱意でポリオ撲滅を成し遂げ、勢いをつけてロータリーをさらに前進させながら、これまでの成功をバネに飛躍するときが来たのです。
ポリオ撲滅から私たちが学んだ多くのことの中で、最も大切ながら最もシンプルなこと、それは、ロータリー全体の発展を望むなら全員が同じ方向に進まなければならないということです。クラブ、地区、RIのレベルにおけるリーダーシップの継続は、ロータリーを繁栄させ、その秘めたる可能性を最大限に発揮する唯一の方法です。新会員の入会や新クラブの結成だけでは十分ではありません。私たちが目指すのは、単にロータリアンの数を増やすことではなく、ロータリーによる善き活動をより多く実現させ、将来にロータリーのリーダーとなれるロータリアンを増やすことです。
ポール・ハリスは晩年、ロータリー設立の経緯について振り返り、次のようにつづっています。「個人の努力は個々のニーズに向けることができます。しかし、大勢の努力の結集は、人類の奉仕に捧げなければなりません。結集された努力に限界というものはありません」。いつの日か120万人以上のロータリアンが一体となり、ロータリー財団や各自のリソースを駆使して人類への奉仕に取り組むことになろうとは、ハリスも想像しなかったでしょう。そのようなロータリーに対してハリスがどんな奉仕を期待するのか、私たちは想像するしかありません。「人類に奉仕するロータリー」の伝統を継承する名誉を授けられた私たちには、このような奉仕を行っていく責務があるのです。
2016-17年度国際ロータリー会長
ジョン F. ジャーム
ジョン・ジャーム会長エレクトのテーマ「人類に奉仕するロータリー」の方針に沿って、地区の実情を踏まえ、2016-17年度ガバナーとして全力を尽くしたいと思っておりますので、御理解・ご協力を御願い致します。ジョン・ジャーム RI 会長エレクトは RI 会長賞を示して、各クラブが会長賞の項目の実践をすることにより、年度の目標が達成されることを強く伝えられました。今年度は会長賞にある必須事項、必須項目を更に各クラブで検討いただき、必須項目数を達成して RI 会長賞に挑戦いただくよう進めていきます。2016-17年度はロータリー財団 100 周年を迎えます。この1年間、地区大会、ロータリー・デ等、様々な行事で財団100周年を祝い、記念行事を推進して、親睦と奉仕活動を実践していきましょう。
2016-17年度地区目標
2016-17年度 第2780地区ガバナー
佐野 英之(さの ひでゆき)
所属クラブ | 秦野ロータリークラブ | |
生年月日 | 昭和18年(1943年)8月12日生 72歳 | |
職業分類 | 酒醸造業 | |
職業/役職 | (有)金井酒造店 代表取締役 | |
最終学歴 | 慶応義塾大学 法学部政治学科 卒 | |
ロータリー歴 | 1983年10月25日 | 秦野ロータリークラブ入会 |
2001年〜2002年度 | 秦野ロータリークラブ会長 | |
2002年~2003年度 | 地区ロータリー情報委員会 委員 | |
2004年~2005年度 | 地区職業奉仕委員会 委員 | |
2005年~2006年度 | 地区社会奉仕委員会 副委員長 | |
2007年~2008年度 | 地区研究グループ交換委員会 委員 研究グループ交換団長として第5260地区へ派遣 |
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2008年~2009年度 | 地区研究グループ交換委員会 委員長 | |
2009年~2010年度 | 地区副幹事 | |
2010年~2011年度 | 地区会員増強・会員維持委員会 委員長 | |
2011年~2012年度 | 第7グループガバナー補佐 | |
2012年~2013年度 | 地区研修委員会 委員 2013年〜2014年度 同 委員 | |
2014年~2015年度 | ガバナーエレクト、地区戦略計画委員 オンツー・ソウル国際大会委員長 姉妹地区委員 地区危機管理委員、R財団委員 |
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団体等役職 | 1980年 | (社)秦野青年会議所 理事長 |
1990年 | (協)秦野観光推奨品のれん会 理事長 | |
2002年 | 秦野商工会議所商業部会 部会長 | |
2011年 | (社)秦野市観光協会 副理事長 | |
2012年 | 神奈川県酒造組合 副理事長 秦野市商工会議所 副会頭 |
ポール・ハリス・フェロー/マルチプル・フェロー/ベネファクター/メジャー・ドナー/ ポール・ハリス・ソサエティー 会員/米山功労者
クラブスローガン「ロータリーの輪を拡げよう」
貴重な時間を有効に共有することで会員相互の親睦や、ニーズも十分に把握し、地域社会等への貢献(奉仕)を実践します。
第55代会長 苗村 泰徳