ロータリーの礎は「つながり」です。若い弁護士としてシカゴにやって来たポール・ハリスがロータリーを創設した最大の理由、それは見知らぬ街でほかの人たちと「つながる」ことでした。それから1世紀以上が経った今、私たちの周りには、ポール・ハリスの時代には想像もできなかったような友情とネットワークを築くための方法が数多く存在します。それでも、ロータリーにおける「つながり」は独特であり、ほかに類を見ません。
国際ロータリーには、地域社会とつながり、職業のネットワークを広げ、強くて末永い関係構築ができる確固とした使命と構造があります。会員による数多くのプロジェクトやプログラム、ポリオ撲滅活動におけるロータリーのリーダーシップ、国連との協力などを通じ、私たちはグローバルコミュニティとつながっています。私たちの奉仕活動は、同じ価値観を共有し、より良い世界のために行動したいと願う人びとの結びつきをもたらします。また、ロータリーがなければ出会うことがなかった人びと、共通の考えを持った人びと、私たちの支援を必要とする人びととつながり、世界中の地域社会で人生を変えるような活動を行うことを可能にしています。
21世紀の新たな10年の始まりに、私たちはロータリーの未来を形作っています。2019-20年度、ロータリーは新しい戦略計画を実行に移し、規定審議会が採択した革新性に応え、より活性化された重点分野において活動します。しかし、ロータリーの未来を形作る本当の場所はクラブです。刻々と変化する現実に対応するために、ロータリーはクラブに注力していかなければなりません。
クラブはロータリーでの経験の中心部ですが、今ではクラブのあり方をより創造的かつ柔軟性をもって決めることができます。これには例会の方法や、何をもって例会とするかを検討することも含まれます。会員増強のアプローチにおいては、組織立った戦略的・革新的な方策が必要です。そうすることで、地域社会とのより広く、深いつながりができるだけでなく、より多様な会員に魅力を感じてもらい、積極的な参加を促すことができるでしょう。
実際のところ、ロータリーは家族です。そうであるにも関わらず、会員組織の構造やリーダーシップの要求などがあることで、今日の若い職業人にとってはロータリーが手の届きにくい存在となっているようです。ロータリーは、家族との時間を犠牲にするのではなく、家族との時間を補うような経験を提供する場である必要があります。クラブが温かく、みんなを受け入れるような雰囲気があれば、家族と奉仕活動は両立でき、家族志向の若い職業人にロータリー奉仕や市民としての参加の機会を提供できます。また、ロータリーの役職に対する期待事項を、多忙な職業人にあわせて現実的かつ管理可能なものとすることで、将来ロータリーのリーダーとなる次世代のロータリアンのスキルを高め、ネットワークを築くことができるでしょう。
2019-20年度には、「ロータリーは世界をつなぐ」のテーマの下、ロータリーの奉仕を通じて、有能で思慮深く、寛大な人びとが手を取り合い、行動を起こすためのつながりを築いてまいりましょう。
税法、遺産、農業法を専門とする Blackburn, Maloney, and Schuppert法律事務所の社長であるマローニー氏は、米国南東部・中西部の大手農場経営者の顧問弁護士であるほか、米国弁護士協会の農業関係委員会の委員長を務めています。また、米国弁護士協会とアラバマ州弁護士協会、アラバマ州法律協会の会員です。
地元ジケーターでも熱心に活動し、自身が所属する教会の財務委員長と地元カトリック学校理事長のほか、Community Foundation of Greater Decatur会長、Morgan County Meals on Wheels会長、United Way of Morgan County理事、Decatur-Morgan County商工会議所の所長を務めています。
1980年にロータリークラブ入会し、以来、RI理事、財団管理委員と副管理委員長、ジョナサン・マジィアベ2003-04年度会長のエイドを務めました。また、規定審議会の議長と副議長、運営議事手続きの専門家、研修者のほか、2004年大阪国際大会委員会のアドバイザー、2014年シドニー国際大会の委員長も務めました。
ガバナーとなる前には、研究グループ交換のリーダーとしてナイジェリアに赴いた経験もあります。
ロータリー財団関連では、未来の夢委員長、ロータリー財団地域コーディネーター、財団研修セミナーのモデレーター、恒久基金米国アドバイザー、平和センター委員、WASH(学校での水・衛生)委員会のアドバイザーを歴任しました。同じ法律事務所の弁護士であり、ジケーター・ロータリークラブの元会長でもあるガイ夫人とともに、ポール・ハリス・フェロー、メジャードナー、遺贈友の会会員となっています。
ロータリー賞は、クラブ活性化の明確な指標となっている。各クラブが指定された項目をクラブの計画にあげ、受賞資格を得る活動がなされるよう奨励する。
新会員の入会はクラブの活性化の要です。例会の開催日、開催時間、会費等、柔軟性と刷新性を活用して若い人、女性が入会しやすい環境を作り、会員を増強する。
戦略計画を基礎として、地区およびクラブの中期ビジョンを策定してください。クラブにおいては、戦略計画委員会または長期計画委員会等の委員会を立ち上げ、または活性化して、クラブの将来のあるべき姿を描き、その実現に向けての行動計画を立てていただきたい。
20,000円以上/1名
ロータリーの認識を高め、「世界を変える行動人」( PEOPLE OF ACTION )キャンペーンを促進する。
生年月日 | 昭和25年(1950年)7月12日 | |
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所属クラブ | 相模原ロータリークラブ | |
職業分類 | LPガス供給 | |
職業/役職 | 相模ガス株式会社 代表取締役 | |
最終学歴 | 上智大学法学部 卒 | |
ロータリー歴 | 1996年3月 | 相模原ロータリークラブ 入会 |
2007年~2008年度 | 相模原ロータリークラブ 会長 | |
2008年~2009年度 | 地区米山奨学金増進委員会 委員 | |
2009年~2010年度 | 地区職業奉仕委員会 副委員長 | |
2010年4月~5月 | GSEチーム団長としてアメリカ第7890地区へ派遣 | |
2010年~2011年度 | 地区米山奨学委員会 委員長 | |
2011年~2012年度 | 地区会員増強・会員維持委員会 委員長 | |
2013年~2014年度 | ガバナー補佐(第5グループ) | |
2014年6月 | 相模原橋本ロータリークラブ 特別代表 | |
2014年~2016年度 | 地区研修委員会 委員 | |
2016年~2017年度 | 地区研修委員会 副委員長 相模原ニューシティロータリークラブ 特別代表 |
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2017年~2018年度 | ガバナーノミニー 地区戦略計画委員会 委員 地区危機管理委員会 委員 |
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2018年~2019年度 | ガバナーエレクト、オンツー国際大会委員長 地区戦略計画委員会委員、地区危機管理委員会委員 地区立法案検討委員会委員、姉妹地区委員会委員 |
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ロータリー表彰 | ポール・ハリス・フェロー/マルチプル・フェロー/ベネファクター/メジャードナー/ポールハリス・ソサエティー会員/米山功労者 |
思いやりと愛する心のあふれる社会を目指して
第58代会長 鈴木 正彦