国際ロータリー会長のホルガー・クナーク氏(ドイツ、ヘルツォークトゥム・ラウエンブルク・メルン・ロータリークラブ所属)が2020-2021年度会長テーマ「ロータリーは機会の扉を開く」を発表しました。「ロータリーとは、クラブに入会するというだけでなく、『無限の機会への招待』である」と述べました。
クナーク氏は「奉仕プロジェクトを通じて会員自身や受益者の人生をより豊かにするための道を開くのがロータリーである」と力説しました。
「奉仕の行いは、その大小にかかわらず、助けを必要とする人たちのために機会を生みだすものであると、私たちは信じている」とクナーク氏。また、ロータリーはリーダーシップの機会、奉仕のアイデアを実行に移すために世界を旅する機会、そして生涯続く友情の絆を築く機会を与えてくれる、クナーク氏は述べます。「私たちのあらゆる活動が、どこかで、誰かのために機会の扉を開いています」。
クナーク氏はさらに、ロータリーの発展のために変革を受け入れるよう会員に強く促しました。「会員数を増やすために数字にこだわるのではなく、持続可能かつ有機的なかたちで成長できる方法を考えるよう求め、現会員を維持し、クラブにふさわしい新会員を募ることにクラブが注力すべきである」と述べました。
「この機会をとらえてロータリーを成長させ、より強く、適応力を高め、中核的価値観により沿ったロータリーとなるのです」。
「新会員を、会員数を増やす人員であるかのように考え、やがて忘れてしまうというのは止める必要があります」と述べたクナーク氏。「どの新会員も、私たちを少しだけ変えてくれます。新しい視野と経験をもたらしてくれます。
このような絶え間ない変化を受け入れる必要があります。新会員から学ぶことで、私たちはより強くなります」。
ロータリーの行動計画はクラブの進化を導く羅針盤であると指摘したクナーク氏は、全クラブが少なくとも年1回、戦略計画会議を開くことを勧めました。「この会議で、5年後にどのようなクラブになりたいかを自問し、クラブが会員により多くの価値をもたらす方法を考えるべきである」と話します。
クナーク氏はまた、リーダー職にもっと多くの女性が就くこと、クラブの結成と運営にローターアクターが不可欠な役割を果たすこと、ロータリー会員であることの意味を考え直すこと、若い人たちに新クラブの設計者になってもらうことを提唱しました。
「新しいアプローチに心を開かなくてはなりません。若い人たちのためにユニークな新クラブをつくることは、解決策の一部にすぎません」とクナーク氏。「自分たちに一番合うロータリーの体験はどのようなものかを、ローターアクターたち自らに決めてもらおうではありませんか。新クラブの設計者は、若い人たちであるべきです」。
ロータリー会員が変化を受け入れることの必要性を強調した上で、「時間は私たちのためにスローダウンしてくれない」とクナーク氏は訴えます。「私たちは急速な変化に負けません。
この機会をとらえてロータリーを成長させ、より強く、適応力を高め、中核的価値観により沿ったロータリーとなるのです」。
1992 年にロータリー入会。ロータリーの財務長、理事、モデレーター、各種委員会の委員や委員長、規定審議会代表議員、ゾーンコーディネーター、研修リーダー地区ガバナー、2019 年ハンブルグ国際大会ホスト組織委員会の共同委員長を歴任。現在は恒久基金/大口寄付アドバイザーを務める。不動産業を営む「Knaack KG」のCEO。125 年続く家族事業の「Knaack Enterprises」の元パートナー兼ゼネラルマネジャー。
地域社会では、ラッツェブルク市市民財団の創設メンバーであり、Gut Grambek ゴルフクラブの
会長を務めた経験をもつ。カール・アダム財団の会長で創設者。
スザンヌ夫人とともにメジャードナー、遺贈友の会会員としてロータリー財団を支援。
TOGETHER~+もっと自由に
『楽しむための一番の方法は、この協議会や国際大会のような大勢の会議であれ、奉仕プロジェクトや例会であれ、皆が集まること(together)です。集まれば、より活動的になることができます。ロータリーのビジョン声明の最初の一語がこの言葉(together)であることも、驚くことではありません。』
ホルガー・クナーク2020-21年度RI会長は、国際協議会でこのように語りました。仲間が集い(together)、おなじ目標に向けて協力し進むことで、一人では成し遂げられないことを可能にします。ロータリークラブは、一人一人に異なる生業を持つ者が集い、地域・国際社会に奉仕し、若い世代を育て、仲間の親睦を深め、日々様々なシーンで活躍しているのです。小さな灯が集まり輝く大きな光になるように、今や世界を照らしています。
一方で、その輪をもう少し広げることも大切だと考えています。せっかく100年以上もの間、積み重ねてきたものをもっと多くの人に知ってもらい、そして参加してもらいたい、と思いませんか。何故なら、もっと多くの人が集まれば、多くのアイデアが集まり、より大きなこと不可能と思っていたことが実現出来るかもしれません。何より多くの人に機会を提供できれば嬉しく思いませんか?
その為に何をしますか。クラブの会員を増やすのもいいでしょう。例会時間や曜日が合わなくて入会を迷っている若者の為に、衛星クラブや新クラブを作ることも、ローターアクトクラブを提唱するのも、いいかもしれません。ロータリー地域社会共同隊(RCC)も有効な方法ではないでしょうか。ほかにもまだまだ方法はあります。あらゆることを自由に考えてみましょう。
1905年シカゴで4人が集まる(together)ことから始まりました。今年は日本にロータリークラブが誕生して100年目です。次の100年へ向けた新しい時代の扉を一緒に開けてみませんか。
私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています。
Together, we see a world where people unite and take action to create lasting change — across the globe, in our communities, and in ourselves.
戦略計画を基礎として、各クラブでは、今後5年間程度の中期ビジョンを策定しクラブの将来のあるべき姿を描き、その実現に向けての行動計画を立てていただきたい。その為に、戦略計画委員会または長期計画委員会等の委員会を立ち上げ、またはより活発に活動して頂きたい。
目標1:地区年次寄付50万ドル
目標2:ゼロクラブゼロの継続と全会員寄付の達成
目標3:恒久基金70,000ドル増
《目安》年次寄付200ドル/1名
恒久基金1,000ドル以上/1クラブ
寄付目標:5,000万円(20,000円以上/1名)普通寄付+特別寄付
2019-20年度地区方針「1クラブ1プロジェクト」を継続
し推奨すると共に、プロジェクト実施のクラブ支援体制
を整える。
生年月日 | 昭和35年(1960年)11月20日 | |
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所属クラブ | 鎌倉ロータリークラブ | |
職業分類 | 洋菓子製造管理 | |
職業/役職 | 株式会社豊島屋 常務取締役 | |
最終学歴 | 大正大学文学部社会学科卒 | |
ロータリー歴 | 2005年9月 | 鎌倉ロータリークラブ入会 |
2006年~2007年度 | 地区ローターアクト委員会 委員 | |
2007年~2008年度 | 地区ローターアクト委員会 委員 | |
2008年~2009年度 | 地区ローターアクト委員会 副委員長 | |
2009年~2010年度 | 鎌倉ロータリークラブ 幹事 | |
2010年~2011年度 | 地区ローターアクト委員会 副委員長 | |
2011年~2012年度 | 地区ローターアクト委員会 委員長 | |
2012年~2013年度 | 地区副幹事 | |
2013年~2014年度 | 地区ロータリー財団補助金推進委員会 委員長 | |
2014年~2015年度 | 鎌倉ロータリークラブ 会長 | |
2015年~2016年度 | 第2グループガバナー補佐 オンツーソウル国際大会委員会 委員 |
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2016年~2017年度 | 地区財団補助金委員会 委員長 地区ロータリー財団 100 周年委員会 委員 |
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2017年~2018年度 | 地区青少年奉仕委員会 委員長 インター・ローターアクト委員会 委員長 地区危機管理委員会 委員 |
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2018年~2019年度 | ガバナーノミニー 地区戦略計画委員会 委員 地区危機管理委員会 委員 |
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2019年~2020年度 | ガバナーエレクト オンツーホノルル国際大会委員長 地区戦略計画委員会 委員 地区危機管理委員会 委員 地区立法案検討委員会 委員 姉妹地区委員会 委員 地区 IT 委員会 委員 |
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ロータリー表彰 | ポールハリスフェロー/マルチプル・フェロー/ベネファクター/メジャードナー/ ポールハリス・ソサエティー/米山功労者 |